こんばんは、CHIKAです。
春から夏にかけての3か月間、着付け教室に通っていました*もう秋になりかけなので、少し前のお話です。
◆きっかけ
もともと着物は好きでした(*^^*)
服飾の大学に通っていたこともあり、和服の授業があったり、自分の作った浴衣を着て登校したり。わりと身近に感じていました。
きっかけは、幼馴染からのお誘い。
「着付け教室やってるんだけど、やらない?」って。
「やる!」と、即答です。
◆はじめまして
初回は自己紹介と、浴衣の着付けです。
私と幼馴染、そしてふた回り程、歳の差のある方々と一緒でした。会社以外で年上の方と関わる機会ってほとんどなくて。先生も含め、心に余裕があり上品で優しい方々ばかりでした(*^^*)
全10回のコース。浴衣に始まり、名古屋帯、袋帯、と様々な帯結び、留袖も着させていただきました!
◆浴衣
さっそくですが、浴衣の帯結び*
着付け教室に通うまで、着物ってちょっと堅苦しいものだと思っていました。でもそれは間違っていて、もちろん伝統的なものではあるけれど、帯結び も何種類もあり、アレンジもでき、帯締めでもあそべる。本当に毎回楽しくて、まだへたっぴな私には同じように結べなくて、でもそれがなんだか可愛くできちゃったりして。
この浴衣は母方の祖母が縫ったものです。何十年も前のものだけど、深いネイビーにオレンジの蝶が映えてとても綺麗なんです。
話はそれますが、父方の祖母はパッチワークをやっています。縫い物家系で育ったもので、自然と針を持っていたのかもしれません。祖母は私の作った少し不細工な作品も、上手ねぇ、と褒めてくれました。たぶん、それで調子に乗って今に至るのだと思います。
◆着物
着物、買いました。笑
私も幼馴染も興味わくとストッパー壊れるんです。笑
安い着物屋さんがあって、掘り出し物を見つけてきました!
店員さんにも先生にも親にも、しぶ!!!と言われました〜∧( 'Θ' )∧
若いんだからもっと華やかな色にしたら?これ30年後に買ってちょうどいいくらいじゃない?って!笑
でも、もう目がこの着物から離れなかったんですー!!ブラウン系の服が好きなこともありましたが、洋服とも合わせやすいかな、と思って選んでみました。いつか和洋ファッションでお出かけするんだ〜って思いながら。
帯も綺麗で一目惚れです。かっこいい、し、かわいい。
そしてもう一着。
こちらの着物、一緒に習っている方にいただいたんです。
「着物はまわりものだから、これもいただきものなの。よかったら着てね」って。しかも私こーゆう色合いだいっすきで!!!え!!なんで好きなのわかるんですかー!!って!!大興奮でした。ちなみに幼馴染がいただいたのは桜の花が散りばめられた薄ピンクの着物。これまたピンク大好物の幼馴染も大興奮。かわいくて二人でにやにやしてました。
この着物は昭和初期のものなんですって。今はなかなかこの色合いはだせないみたいです。昭和初期から、平成を超えて令和で私が着ています。こうやって受け継がれていくんだなぁ。次の元号のときにも着ていたい。歴史を感じますね。
母が私より若いときにローンを組んで買った着物があるんです。それ、着てもいい?って言ったら、喜んで貸してくれて。私が着た姿をみたら母も喜んでいました。
なんか、こうゆうのってなかなか洋服では感じられないなぁって思ってすごく感慨深いものでした。なんだか私も嬉しかった。
◆新しい世界
自分の知らない世界に飛び込んでいくのって、緊張と不安と楽しみとすごく複雑な感情になります。着付け教室に通い始めたときも、厳しいのかなぁ、どんな人なのかなぁ、とそわそわしたものです。
でもそんなそわそわも一瞬で消えるような素敵な方々と一緒に学べました。着物のイベントを教えてくださったり、色合わせや小物使いを教えてくださったり、私たちが楽しそうに着ている姿をみて一緒に喜んでくれたり。若い子がこうやって学んでくれて嬉しいって。たしかに私たちの世代で着物を着ている人ってとても少ないですよね。なんとなく敷居が高いもののような気がしていましたが、気軽に楽しめるものでした。
着物を着ると、しゃんとして身振りも上品になるんです。なんか素敵な女性になった気分なんです。あぁ、とてもいい経験だった。
習ったこと、教えていただいたこと、忘れないように、何気ない日に着物を着て、可愛いでしょー、素敵でしょーって街を歩きたいと思います( ´ ` *)♡
以上、読んでいただきありがとうございました。